特許の攻撃と防御、そして交渉

特許の攻撃防御、そして交渉

自社で持てば武器になるが他社から攻撃されることもある。白黒つけるより、どこかで折り合う。手札を見極めて、交渉に臨む。

2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

最近の米国PAE系訴訟の傾向(1) 陪審裁判と裁判地選択の影響

BLJ 連載の第2回(2015年1月号)は、「陪審裁判と陪審および裁判地選択が結果に与える影響」でした。 BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2015年 01月号 [雑誌]出版社/メーカー: レクシスネクシス発売日: 2014/11/21メディア: 雑誌この商品を含…

最近の米国PAE系訴訟の傾向

2012年以降、PAE訴訟の傾向には変化が感じられる。変化の主な原因は、2011年の米国特許法改正と、最高裁による特許判決の増加に違いないが、これらがどのように影響した結果、変化がもたらされているのかについて、全体を整理した論考を読む機会はあまりなか…

電話会議での交渉

面談交渉のバリエーションとして、電話会議で交渉を行うことがあります。遠方の相手方、特に海外の相手方からは、メールのやり取りに加えて電話会議で説明します、と申し出られることが多いように思います。TV会議もオプションになりますが、これは設備面で…

交渉のテーブル

「交渉のテーブルにつく」とは、相対する両者の間で交渉が始まることを意味しますが、今回は、比喩的な意味ではなくて、文字通り、相対交渉の場での物理的なテーブル(机)などの配置の話です。 応接室より会議室 特許関係の交渉では、手元に用意する資料が多…