2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧
知財職が、「Registered Agent」あるいは「エージェント」という語に遭遇するのは、ほとんどの場合、訴状が米国の子会社・関連会社に送達されたとき、だと思います。 日本の裁判所は、訴訟が提起されたときには、被告の住所に訴状を送達してくれます。米国で…
ポジションとインパクト 訴訟になる、ならないに関わらず、特許侵害で争いになるのは3つです。 被疑製品が、対象特許の権利範囲に入っているのか 対象特許は、有効なのか 損害賠償額はいくらなのか 1と2を自社の強さを表す「ポジション判断」、3を自社の事…
米国子会社が特許訴訟で訴えられた。 初めてこんな連絡をもらったとき、「とりあえず、何をしたらいいの?」というのが私の思ったことでした。当時、勤務先は既に他にも継続中の訴訟を抱えていましたが、私にとって、その訴訟が訴訟提起からの初体験だったの…
アメリカ特有のパテント・トロール等 アメリカでは、世にある商品に使われていそうな特許を買って来て、その商品の製造元に「特許侵害だ」として訴える、ということが頻繁に行われています。こうした振る舞いをする人たちは、パテント・トロールとか、NPEと…
プロフィール概略 ■中の人:せんり(@senri4000)■住まい:某地方都市■これまでに住んだところ:東京、モントリオール(近郊)■趣味:アマチュアオーケストラでビオラを弾く■家族:既婚、息子二人持ちのワーキングマザー■仕事:メーカーの法務/知財部門で管…