特許の攻撃と防御、そして交渉

特許の攻撃防御、そして交渉

自社で持てば武器になるが他社から攻撃されることもある。白黒つけるより、どこかで折り合う。手札を見極めて、交渉に臨む。

2016-01-01から1年間の記事一覧

隣人を知る|「企業法務入門テキスト―ありのままの法務」

知財渉外の仕事は、訴訟で協働したり、契約書を検討してもらったりなど、法務部門との距離が近いです。組織として同じ(本)部の中に置かれていることも多くあります。 また、事業部門で進めていることは法務部門には相談や契約検討依頼などでインプットがあ…

最近の米国PAE系訴訟の傾向(3) 膨大な訴訟コスト

BLJの連載第4回(2015年3月号)は、「膨大な訴訟コスト」でした。 BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2015年 3月号 [雑誌]出版社/メーカー: レクシスネクシス・ジャパン発売日: 2015/01/21メディア: 雑誌この商品を含むブログを見る ところで…

発明の本質から事件の見立てをする

昨秋出版されて気になりつつなかなか書店に行けなくて購入が今になってしまったのですが、「訴訟の技能」を読みました。 訴訟の技能――会社訴訟・知財訴訟の現場から作者: 門口正人,末吉亙,中村直人,佐藤久文出版社/メーカー: 商事法務発売日: 2015/10/03メデ…

BLJ「ライセンス契約法」連載への期待と要望

前回記事の通り、大変高評価している本連載ですが、せっかくですから私自身の問題意識の一端の覚えを兼ねて、今後への期待と要望を書いておきたいと思います。 mainstage.senri4000.com 見通しが知りたい まずは、この連載がどこまで何をカバーされる予定な…

知財部門の定期購読雑誌

昨年末にはっしーさんの「法務部のための定期購読誌&データベースガイド」エントリを拝見して、そういえば、定期購読している雑誌についてまとめてエントリしたことってなかったかも?と思いましたので、一度まとめておこうと思います。データベースについ…

「ライセンス契約法」 松田俊治|BLJ連載

BLJ(Business Law Journal)の2015年3月号から松田俊治弁護士による「ライセンス契約法」の連載がされています。2016年2月号で12回まで継続され、次回4月号からは隔月連載になるそうです。この機会に過去記事を全部まとめて読んでみました。 サブタイトルが「…