特許の攻撃と防御、そして交渉

特許の攻撃防御、そして交渉

自社で持てば武器になるが他社から攻撃されることもある。白黒つけるより、どこかで折り合う。手札を見極めて、交渉に臨む。

2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

オファーレター(警告状)への対応|そもそも回答するのか

回答は必須?? ライセンスオファーのレターに引き続き面談による相対交渉に進む場合について、また、レターへの書面回答の際の心得についてエントリを書きました。 相対交渉の始まりとその準備 - 特許の攻撃防御、そして交渉 相対交渉|第1回面談の調整 - …

オファーレター(警告状)に書面で回答する

相対交渉と書面交渉 ライセンスオファーのレターに引き続いて、面談による相対交渉に進む場合について、いくつかエントリを書きました。 相対交渉の始まりとその準備 - 特許の攻撃防御、そして交渉 相対交渉|第1回面談の調整 - 特許の攻撃防御、そして交渉…

相対交渉|第1回面談:説明と質疑応答

面談交渉のメンバー 特許のライセンス活動を行う事業会社では、通常、ライセンスの担当者と技術の担当者が別であることが多いようです。会社によって呼び名は色々で、ライセンスと特許技術だったり、知財法務と知財技術だったりします。 技術側の担当は、分…

相対交渉|第1回面談の調整

担当窓口の設定 事業会社からのオファーレターは、特許権者の知財部門の長の名前で発信されることが多いですが、末尾に担当者の名前と連絡先(電話とメールアドレス)が書かれていることが通常です。 レターの宛先は、社長であったり、知的財産部長だったりし…

相対交渉の始まりとその準備

ライセンスオファーのレター 他社から特許侵害を主張される場合、いきなり訴訟になることも(特にアメリカでは)ありますが、事前にレターが来ることの方が多いです。このレターは、代理人弁護士の名前で来ることもあれば、特許の所有者(特許権者)から直接…